毎週のように葉山港に通って、セイリングクルーザーに乗せてもらっています。メンバーは60代のオーナーと70代のクルー4人です。朝の10時に出港して、江ノ島沖や秋谷の沖を3時間くらいセイリングして、ハーバーに戻り、メンバーの一人が用意してくれる昼食を摂りながら、とりとめのないヨット談義をします。
出航のときには、周りの艇もおなじように出ていきますが、コックピットに乗っているクルー達は殆ど頭髪が無いか、白いかの何方かです。若い人は少ないのが現状です。どうして若い人達がセイリングの世界に集まって来ないのかと考えさせられます。
幾つかの理由があると思います。
・セイリングの機会がほとんど無い。
・お金持ちの遊びと思われている。
・屋外で遊ぶ機会が減っている。
・暑い、寒い、日に焼ける、力が要る。
・覚えることが多いので、直ぐには乗れない。
など、他にもあるかも知れません。
私も多くの若い人たちに、セイリングの体験をしてみませんかと声をかけ、実際に乗ってみてもらったりするのですが、ほとんど定着しないのが実情です。
三浦半島だけでも500杯くらいのセイリングクルーザーがあると思われます。この内ほぼ毎週出港している艇は10%にも満たないでしょう。このままですと、少子化の影響が出るよりもずっと早くセイリングクルーザーは激減すると思われます。
この投稿から2年が経ちました。
状況は殆ど変わっていないようです。
1年前に、「ヨットを始めたい」という69歳の方にお目にかかりました。いくつかのヨットオーナーに紹介しましたが、彼は、「先ず船舶操縦免許を取得しなければ」と講習ではなく自力で勉強中です。70歳を過ぎると誰しも体力の衰えから逃れられません。知識より体を慣らすことが大事と思いますが、無理強いはしないことにしています。