この仕事に携わってもう13年にもなります。
Raymarineの輸入代理店に居ましたので、SEATALKという通信プロコルを中心に船内の計器をつないでいましたが、情報量が増えて速度が追い付かなくなってきたので、SEATLAK NG(STNG)というプロことコルに順次切り替わってきました。国際標準のNMEA2000という通信規格をそのまま採用しています。このことにより他社の計器と情報の共有ややり取りがスムーズに行えるようになりました。これ以前にもNMEA0183という規格があり、舶用計器のメーカーは情報の共有ができるようになっていましたが、ケーブルやコネクターを各社独自のものを使ったりして、スムーズにつなげるようになっていませんでした。
STNGも通信規格はNMEA2000規格なのですが、ケーブルとコネクタはRaymarine独自の形状になっています。これは旧規格のSEATALK信号を新ケーブルにも流せるように黄色い線1本を追加しているためです。標準のマイクロCというネットワークとの間をつなぐためには、コネクタの変換コードを必要とします。その分ネットワークを構築するための費用が余計に掛かります。しかもRaymarineは、この変換コードのコネクタを販売しているため、長さを合わせて決めていく必要があります。
私はこの変換コードを現場に合わせて真意の場所に取り付ける方法を見つけ、それをカバーしています。マイクロC5ピンの現場付けコネクタというのが市販されているので、必要な場所にこれを取り付けてケーブルの違いをカバーします。
ボート用のネットワークは、ほとんどマイクロCに代わってきていますが、RaymarineとSIMRADは、独自規格のケーブルを今も使っています。
Raymarineは、STHG
SIMRADは、SIMNET
という独自ケーブルとコネクタをつかっています。他のメーカーはほとんどマイクロCを使っていて、このマイクロC のケーブルとコネクタは多くのメーカーが製造・販売をしているため、比較的安価に入手できます。極力この規格の製品を使って船内のネットワークを構築し、メーカー仕様のSTNGやSIMNETは最小限にとどめることをお勧めします。電気工事屋さんは、マイクロC のケーブルに現場取り付けタイプのコネクタを取り付ける技を身に着けていただければ幸いです。
第一回目はここまで。
Raymarineは、STHGの下りは、
Raymarineは、STNGに修正します。