公道を走れるトレイルバイクとして、人気のあったTLR200を友達から譲り受けた。貸した金をいっこうに返さない知人から取り上げたそうだ。外観上は取り立てて悪いところはなさそうだが、エンジンはウンともスンとも言わない状態である。バッテリーを取り替えるため、年式を確認したら、1984年であった。27年も経っている。
バッテリーは6Vであるが、コンデンサー放電型の点火回路(CDI)にはなっている。
バッテリーはインターネットで安く買うことができた。早速取り付けてみるが、やはりエンジンはかからない。キャブレターを外して分解してみると、中から緑色の液体が出てきた。さらに分解していくと、中は緑色の粉のようなものが0.3mm位の厚みで覆われていた。これを丁寧にこすり取り、外せるジェットは全部外して掃除した。細いジェットには、ワイヤーブラシの毛を抜き取って、これで中を掃除した。組み付けてエンジンをキックすると、今度はすんなりと始動した。材木座の浜に乗り入れて、走りを確かめてみるが、エンジンそのものは快調である。クラッチの切れもつながりも異常はない。ただし、ブレーキは最低だ、特に後ろはほとんど利きが確認できない。とりあえず走ることは確かめられた。
バッテリーは着けたが、ヘッドライトもテールランプもストップランプも点かない。これでは道を走れない。インターネットで配線図を手に入れて、これに沿って配線状態を確かめてみる。メーターボックスの中のランプ類は全部外されている。ヘッドライトを点けるための整流器の導通がない。交流8Vが来ているので、発電に問題はなさそうだ。キースイッチの接触が悪い。リアストップランプのスイッチが外されている、などの不具合が確認できた。これらはそれほどトラブルにはならないだろう。
一番の問題は書類の不備だ。廃車と譲渡の証明書が一枚あるだけで、しかも譲渡を証明するはんこが押されていない。登録のためには重量税の納付を証明する書類がもう一枚必要であるが、これは付いていない。知り合いのバイク屋に行って相談すると、問い合わせてくれて、重量税を改めて納めれば登録できるとのこと。ついでに自賠責保険とバイクの登録手続きを頼むことにした。電気関係の足りない部品も注文した。整流器も手に入るらしい。リアのストップランプのスイッチは、スーパーカブのものを使うことにした。ウインカーのレンズは後ろは左右ともに割れている。
ついでに今乗っているスーパーカブを買い取ってくれるかどうかを聞いてみたら、¥12,000なら買い取ってもいいと言う。友達や家族で欲しい人がいたら譲ってあげた方がよいと思い、保留することにした。
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