2010年4月の小網代フリートレース

2010年4月18日 (日)

 朝8時半、三崎口駅にクルーを迎えるため、車を寄せる。今日のクルーは、石井、佐々木、長尾、吉岡と私中井の5名である。
油壺ヨットハーバーの駐車場に入るゲートで、カードを入れようとして車の小物入れから出そうとしたら、カードが小物入れの裏側に落ちてしまった。裏側を見ようとしたが、どうしても小物入れの引き出しが外せない。時間がかかるばかりなので、管理棟の前に止めさせてもらうことにした。
艇を見たら、佐々木の言うとおりプロペラが外されていた。メンテナンスを頼んでいる山下ボートサービスに聞いたら、シャフトとプロペラをつないでいる部品が錆びて外せない状態で、しかもシャフトとプロペラの間にあるゴム部品が切れかかっていて、スリップする可能性があるとのこと、すぐには直せないので急加速と高回転を避けて動かしてほしいとのこと。そのままプロペラを組み付けて、艇を水面に下ろした。エンジンを掛けて回してみると、取り敢えず入出港には差し支えなさそうである。
今日はあまり吹きそうもないので、150%のライトジェノアを使うことにした。スタートラインは小網代湾を出てすぐのところにセットされていたが、最初のマークにも、風の向きにも直角でないおかしな方向である。時計を合わせて、数秒遅れでスタートしたが、それでも先頭を切った。佐島の沖のKマークまでは上り気味のアビーム帆走となった。ほぼ想定していた場所にKマークはあった。4番手くらいでこれを交わし、目的地の名島へと艇をクローズホールドで走らせる。つぎのAマークはなかなか見つからなかった。UFOという艇が先頭を走るが、行く手が定まらないようだ。裕次郎灯台がはっきり見えるところまできても、マークが確認できない。稲村ヶ崎の手前に黄色いものが見えるというのでその方向に艇を向けるが、確信は持てない。やっとUFOの動きがはっきりと意思を持った。そのいく手を見るとベアポールのクルーザーが停泊しており、これのマストトップにJSAFの旗が翻っている。バルーンのマークではなく、マークボートだったのだ。UFOがこのマークを回航するともう2艇がこれに習って回航した。ここで風が止んで、レース艇群は歩くより遅い走りとなってしまった。すれ違ったUFOに「この先で待っててね。」と冗談を交わし、辛抱強くマークを目指す。やっとの思いで9番手ぐらいで回航し、弱い追い風だがスピネーカーを上げようということになり、ポールをセットし、セールバッグをデッキに上げる。今日はスピネーカーがソックスの中に入っている。バッグの中に入った状態で、ヘッドが見つからない。必死になって全長を手繰ってやっとヘッドのアイを見つけた。アナコンダのようになったスピネーカーを揚げ、ソックスを引き上げるが、何か抵抗が大きくてなかなかあがらない。やっとスピネーカーが開いたが、今度は風がない。あきらめてすぐ下ろすことにし、ソックスを下ろす。この後しばらくはほとんど無風状態となって、舵も利かないくらいとなった。周りの艇もマストが突っ立ちセールはだらしなく垂れ下がっている。順位はほとんど判らなくなった。しばらくすると風は北から南に変わり、帰りもまた上りの走航となった。なかなか風は吹いてこなかったが、沖のほうからわずかに吹きかけた風は本物のようであったので、艇を沖に向けると、風はRANKAのまわりに寄り付いてきた。
ここで交代で昼食を採り、他艇よりスピードを付けながら、2から3艇を抜いて、フィニッシュラインへ向かう。クローズホールドに近い上りである。風速は徐々に上がり、13ktくらいまで上がった。Kマークを無事に交わし、フィニッシュの本部船を探すが、またよく見えない。長浜の定置網が見えたころ、本部船らしきものとアウターマークとが重なって見えたような気がした。これに近づけて艇を進めると、小さな釣船がJSAFの旗のような赤と青と白の旗をスパンカーマストに揚げており、釣り師は、レモン色のライフジャケットを着ているのであった。小網代湾の近くに本物の本部船を見つけ、14時55分、やっとフィニッシュした。本部船の情報では、RANKAは、着順9位とのこと。

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